2008年10月7日火曜日

はぜ釣り大会

小雨の予報に反して絶好の釣り日よりになりました。釣り竿は細川さんが自生の若竹を切って作ってくれたもので、これも侍従会らしい演出だと思いました。釣れた魚を川の町内会館で天ぷらにして食べるという説明があると子どもたちから歓声が上がりました。9時半ころ、めいめいが釣り竿を携えて汐見橋に向いました。

竹内さんから糸の結び方を教えてもらって仕掛けは自分たちでこしらえました。ゴカイを針に付ける段になると「気持ちわる〜い」という声があちこちから聞こえました。でも、始めると面白いように釣れました。20センチを超える大物から小指ほどのかわいいのまで合わせると100匹は超えていたと思います。昼がすぎて腹も減ってきたので川の町内会館に向いました。

町内会館では、関さんが天ぷらを揚げる準備をしてくれていました。「殺すときは、魚が苦しまないように一気にやるのよ!」そんな、肝っ玉母さんの注意を受けながら、子どもたちがきれいに捌きました。捌いた魚は、その場で天ぷらにしました。

揚げたてに塩をつけて食べるアツアツの天ぷらの味は抜群でした。「いつも見ている侍従川の魚が、こんなおいしいとは思わなかった」というのが子どもたちの素直な感想でした。「天の恵みなんだから残さないで食べるのよ!」という声を聞くまでもなく、天ぷらになったハゼは、子どもたちの胃袋に次々に吸いこまれるように消えていきました。

釣りを楽しんだだけでなく、自分で仕掛けを作って、料理して、食べるという、魚釣りゲームでは決して味わうことができない貴重な体験ができた楽しい一日でした。(2008年10月5日)

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